
ただ今より、私の信仰の体験発表をさせて頂きます。
生と死との真っ只中で、命の尊さと生きる喜びと悲しみを、身をもって経験したことをお話します。
皆様はこんな経験は無いでしょうか。
	あれは忘れもしません、20年前の事です。まず、主人が足が痛いと言って、近くの病院に入院することになりました。その翌朝、容態が急変して咳き込んで呼吸困難になりました。
	病名は「肺癌です」とはっきり言われ、「一刻も早く大きな病院に行ってください」との事でした。
	救急車で運ばれましたが、どうしても信じられず、救急車の中でも、ただ万に一つといういこともあると祈るだけでした。
	病院に着いても、呼吸困難で検査ができず、病室でレントゲンを撮ることになりました。
	やはり、結果は同じで、肺癌と告げられ、目の前が真っ暗になり、何がどうなったのかわからなくなり、思わず泣き崩れてしまいました。
	今夜が峠と言われ続けた時は、絶壁から谷底へ落ちる思いでした。
	私は毎日、夜も眠れない看病が続いて、面会謝絶の日々が続きました。
	そんな時、明日から出稼ぎに行こうと思っていたはずの私の兄が、成就院主様に、お尋ねに行ったのが始まりでした。
	でも、兄では、はっきりわからず、そこで「家の事の詳しい人を誰か連れてきてください」と言われて、私が代わって行ったのが成就院様との出会いでした。
院主様より親切に、病気の原因を詳しく解明して頂き、病気を治すための方法を、教えてくださいました。
	私は、わらをもすがる思いで、院主様より言われたとおり、無我夢中で頑張って続けておりましたら、「今夜が峠です、もう助からないでしょう」と言われた主人が、酸素呼吸をはずされ、大部屋に移る事が出来る状態まで回復しました。
	その時は、言葉で表すことが出来ないくらい嬉しくて夢のようで思わず手を合わせました。
	これもひとえに、成就院様のお陰で、主人が助かることが出来たのです。病院側では、大変驚かれて、どうしてこんなに早く治るのかと、不思議がっておられたそうです。
	成就院の神々様や院主様の御力で治して下さったのです。
	まさに奇跡です。そして奥深い安堵感が体中にじわっと湧いてきました。
本当に生きているって素晴らしいことですね。
	成就院の神々様、院主様の御恩は一生忘れることはできません。
	その後、正月も間近になった頃、退院して日に日に元気になり、再発する事も無く、働かせて頂く様になりました。
	本当に有難う御座いました。







